朝8時起床。本によると朝9時から開城らしいので9時前になるまで待ってから出発。最初は松原を海岸から撮影。朝焼けが気持ちいい。
駐車場に車を停めて地下道を通ると城へ続く石段がある。ちょっと奥まで行くと有料でエレベーターがあるがやっぱり歴史を感じながら石段を登るのが筋でしょう。
それほど多くもない石段を登りきってもう少し上ると天守閣。しかし天守閣入り口の扉は閉ざされておりました。愛想の無い文字がさらに悲しい気持ちさせてくれます。本には無休って書いてあったのに・・・。
天守閣には登れなかったが景色を撮影。エレベーターももちろんお休みでした。
車で走っているときに橋からの城がきれいに見えたので徒歩でそちらへ。見事に天気がいい。
駐車場を中心に城の反対側には古い感じの城内橋がかかっている。城は休みにも関わらず家族連れの人たちが駐車場に車を停めてはこの橋を渡り、岸に付けているそれほど大きくは無い船に乗り込んで行く。どこか人気のある島でも近くにあるんだろうか?
20分ほど北に走ると呼子大橋。橋を写真に撮ろうと駐車場に車を停めると、橋の下に弁天島があり、そこまで遊歩道が整備されていることを発見。気になるのでもちろんそこまで歩いてみる。できて間もないのかきれいな遊歩道。しかし島には小屋があるだけでおじいさんがお参り中。
呼子大橋を渡ると加部島。ここには風の見える丘公園という素敵な名前が付いた公園がある。どんなところなのか楽しみにしていた一つだったが特に印象も無し。風車があったらしいが、破損したのか小さなプロペラが回っていただけ。でも呼子大橋を始め景色はいい。
再び呼子大橋を渡り名護屋城跡へ。通常は清掃協力金を提供するが、お休みなので不要。自由に跡地を観光する。この辺りは諸大名陣跡が多くあり、見所は多い。
名護屋城跡から少し北へ走ると波戸岬。到着は12時ごろ。きれいに整備されていて自然な感じは無いが雰囲気はいいところ。車を停めて岬の先端へ歩いてみる。
ここには海中展望塔もありイカの泳ぐ姿を見ることができるらしい。10分ほど歩くと先端。小さな鳥居があり、その先には小さな灯台がポツリ。野良猫が餌を求めて近づいて来るが渡してやれるような手持ちが無い。
次の目的地の平戸へ向かおうとしたが、波戸岬に行くまでの道中での案内標識で気になっていた七ツ釜へ寄ってみることにする。それほど大したことはないだろうと期待はしないまま行ってみると、景色が広がり玄武岩が織り成す景色に感動。素通りしなくて良かった。
玄武岩特有の六角形が規則正しく並んでいるが、これが自然にできたというのに驚き。
七ツ釜といわれるところは七つの洞穴ができているところで。これまたすごい。今日は休みだったが、船で海側から見ることもできるらしいのでその方が見ごたえはありそう。
他に象の鼻やめがね岩など奇岩があり、じっくり40分ほどかけて散策。でもここって以前来たことがあるような気もするが不確か。
13時半頃から西の方向にある平戸へ出発。しかしまた途中で立神岩なるものを発見。写真ではイマイチぱっとしないがちょっと離れた距離から見るとなかなかいい感じの岩です。
その横にはこのくそ寒い中、サーフィンに興じる人たちの群れが・・・。そばにあった看板によると、ここは九州サーフィン発祥の地らしい。「九州」と地域限定なのが少し気になるがそうなのでしょう。かと言ってもこんな寒い時期にやる必要もないだろうに。
平戸市に行くには有料道路の平戸大橋(100円)を渡る。
平戸到着は16時ごろ。まずはフランシスコ・ザビエルが来島したことを記念して昭和6年に建造された聖フランシスコ・ザビエル記念教会へ行ってみる。平戸の道は狭く、ナビではすぐ近くにあるのになかなかたどり着くことができない。対向車が来たらバックするしかないような道を走ってようやく到着。
信仰心を持ち合わせることの無い私にはもったいない教会なのでした。
近くには平戸城があり、もちろんそちらにも行ってみる。意外にあちこちに城ってあるんですね。少し離れた駐車場に車を停めて徒歩で城へ行ってみるとあざ笑うかのように休み!
休みとは言っても天守閣に入れないだけなので、近くに行ってみる。
17時頃で暗くなり始めたころに市役所横にある幸橋へ。別名オランダ橋とも言われる橋。石でできた橋で実際に渡ることもできる。
今日の観光はこれにておしまい。明日は佐世保の九十九島を見るため、再度平戸大橋を渡って南へ走る。
今日の宿はいわゆる健康ランドの花みずき温泉サスパで決定。休憩なら800円。宿泊すると1000円プラス。人も少なく温泉もゆったり入り、22時過ぎに就寝。仮眠室に入ると30人ほど入れるはずだが、誰もいない。そんなに年末は人が少ないんだろうか。
本日の走行距離 187.6km