天気は曇りでたまに小雨が降る程度。今日は四十ニ番札所仏木寺から。
四十三番札所明石寺でご朱印をもらってから車に戻り、次の場所をナビに設定しているところで、昨日のパンクで隣になったおっちゃんに会う。無事にパンク修理できたみたい。
少し距離は近かったところはこれで終わり、次の四十四番札所大宝寺までは100kmほど走る。到着した時には天気は完全に回復。10時。
4日目にしてようやく半分回ることができた。当初の予定では4日で完全巡拝のはずだったのに大きく遅れをとってしまう。まあ、別に予定が狂ったところで何か不都合があるわけでもないので構わないのだが。
四十五番札所岩屋寺へ向かう途中に国の名勝に指定されている古岩屋の横を走る。山の谷を走る感じだが、円錐状の岩がいくつか伸びたような変わった景色を見ることができる。
駐車場からは20分ほどひたすら階段を上って行く。
ようやく上ると岩屋寺の名前通り本堂の後ろには岩がせまっている。
四十六番札所浄瑠璃寺へはまた来た道を戻るので途中の古岩屋で車を停めて写真を数枚だけ撮影。
ここは山道ではないが道が細く、駐車場もすごく入りにくい。境内には仏足石、仏手石と仏指紋石まである。
他にも説法石という平らな石があり、「おかけ下さい」の表示があり、座って写真を撮りたかったが他のおへんろさんの荷物置き場になってしまっていたので断念。12時。
四十七番八坂寺はすぐ近く。山門の天井にはきれいな絵が描かれている。
長距離エリアはもうほぼクリア。一気に巻き返しを狙う。
四十九番札所 浄土寺は仁王門の阿形像の目玉が無いのが印象的。盗まれたとの説もあるがはっきりしないらしい。
愛嬌たっぷりの七福神。
五十番札所 繁多寺は広い境内。
五十一番石手寺に向かう途中道後温泉の案内を発見。次の札所のばかり意識していたので、いつの間にやら来てしまっていたという感じ。
ここは大きなお寺で歩いてみるがご朱印をいただいた先にもまだ奥がありそうな様子。駐車場料金も500円と高めだったのでもっとゆっくり観光もしてみたいが、先を急ぐ。今回の車おへんろはいつもこんな思いで回っている。
路面電車が走る道に出ると反対側から機関車が走って来た。煙突から煙が出てるけど、まさか石炭では走ってないよね?
道後温泉の近くに来ていながら温泉に入れないもどかしさをなんとか拭い去って次の五十二番札所太山寺へ。
仁王門の右を抜けると駐車場。納経所は近いが本堂まではさらに石段を上る必要がある。ここも見所が多そうだがご朱印はもらったので門だけ撮影して次へ。14時。
五十三番札所円明寺の仁王門は工事中。小さな中門を撮影。
40kmほど走って五十四番札所延命寺。きれいな丸い形に揃って咲いている見事なツツジが印象的。
五十五番札所南光坊は街中にあるお寺。この八十八ヶ所の中で寺でなく坊で終わるのはここだけ。仁王門の像は新しい印象だが迫力がある。
時間は16時。そろそろ追い込みの時間。
五十七番札所栄福寺は大師堂の外に彫られた十二支が特徴。自分の干支を探してみたが、ゆっくり探す時間も無く見つけられず。
五十八番札所仙遊寺への道は細いというよりかは急な坂道。途中で山門が現れるが、そこを越えてさらに急坂を上って一度急カーブがあるので転回所で向きを変えて駐車場へ。景色はいいが、時間が無いので楽しむ余裕は無し。
五十九番札所国分寺で17時を迎える。ここには握手をしてお願いするというちょっと変わった像がある。もちろん堅い握手を交わしました。
愛嬌たっぷりの七福神もおります。
明日の札所の近くにまで走り、石鎚温泉で疲れを癒す。途中に六十二番から六十四番が道沿いにあることを発見し、場所を確認。
本日の宿に決定した道の駅小松オアシスへは暗い道を走ってたどり着く。隣には椿温泉というところがあったことに着いてから気が付く。ここは松山自動車道の石鎚SAでもあるところ。
残りは29ヶ所。明日1日で全部回ることはできるんだろうか。
本日の走行距離 310.3km
本日の巡拝ヶ所 18ヶ所