2005年初めてのスタンプを押すために朝9時半に出発。まだ少し早いせいか京都市内もスムーズに抜けて篠山を目指す。国道372号から少し外れて街中を走ると目的の大正ロマン館を発見。ここで11時40分。
もう少し奥には篠山城跡があり、そこに無料駐車場があるのでそこに車を止めてスタンプゲット。
城跡も興味をそそられるので城跡も見学。工事中でちょっと趣きが足りないかも。
中は整備されていて唯一大書院が復元されている。資料館にもなっているが誰も入る様子はないのでパス。春は桜の名所にもなっているらしい。
次は三木市のスタンプを求めにさらに西へ走る。西脇市へ出て国道175号線を南へ走ると三木市。街中へ入り、川沿いを少し走ると歴史街道の旗がたくさん立っていたので迷わず見つけることができた。13時30分。三木に観光案内所があるとは知りませんでした。
次は中町。元きた道を戻る形で北上し、スタンプがあるふるさと工房夢蔵というところを探す。調べたところでは電話番号も載っていたが、ナビで探してみても見つからず感に頼るしかない。14時30分ごろに国道427号線沿いに特別迷うことなく発見。駐車場があり、外にきれいなトイレもあるのでいい感じ。でも中に入ると反対に狭くてびっくり。店員のおばちゃんは話がうまくてスタンプとともに、さば寿司を購入。
まだ時間があるので次の生野銀山を目指す。近づくにつれ路肩に雪が気になり始めるが路面は大丈夫なのでさらに進む。到着するまでは行ったことがあるんじゃないかと思っていたが、15時30分ごろ到着してみると来たことはなかった。
まずは生野鉱物館にて本日4個目のスタンプゲット。坑道を見てみるつもりだったがこの時間で人気がほとんど無いのと一人だったのでだんだん気力が失せ次回のお楽しみとする。
次のスタンプも目指そうかと思ったがどうも次は17時を過ぎそうなので本日のスタンプ集めはこれにて終了。ナビで帰り道を検索すると北まわりで帰るように出たのと、来た道と違うので同じ道を帰るよりかはいいかと思ってその通り帰ることにする。
しかし、銀山湖を過ぎると急に路面に雪が目立ちはじめる。元来た道を戻るのは大嫌いなので慎重ながらもどんどん進む。2車線だった道は1車線となり、路面は完全に白くなり対向車とのすれ違いも困難なほどに狭くなってくる。そして完全1車線になる手前でようやく気がついた。「これは無理だ・・・」
ナビで先の道を見てもまだまだ道は険しくなりそう。車の通りもほとんど無いので道の真ん中で少し思案していると、後ろに車が近づいていることに気がついた。もちろん邪魔になるのですぐに路肩に避けたまではよかったが・・・。もしかしてスリップして出られない?不安は的中。車は身動きできなくなってしまった。じわじわクラッチをつなげても、一気に勢いをつけて出ようとしても抜けられる気配は無し。積んでいた傘を持ってタイヤのまわりの雪をかき出し、また車に乗ってアクセルを踏んでみる。ダメだ・・・ハンドルを切っても無駄。雪をかき出しては乗って抜け出しを試みること数回。動いた!でもすぐにまた別の場所でスリップ。そしてまた雪をかき出す作業を繰り返す。
抜け出せるかどうかわからない焦りで時間の経過はどれくらいかは憶えていないがおそらく30分ほどの格闘の末ようやく脱出。もう雪はご勘弁。素直に元来た道を戻る。銀山まで戻ったときには1時間30分を無駄にしたことに気がついた。戻る勇気もたまには必要です。
一つ賢くなったときに見た銀山湖の日没です。
走行距離 395km