今回は大阪と奈良の道の駅を制覇することを目的に出発します。
まずは奈良県の道の駅大和路へぐりを目指しますが、渋滞続きでいきなり苦戦。
道の駅ふたかみパーク當麻も奈良県の道の駅。特に人が多いわけでもなさそうなのに、そこそこある駐車場は満車状態。謎です。
ここからは大阪府に突入。道の駅近つ飛鳥の里太子は竹之内街道の途中にある道の駅。駐車場も空きがあってようやく落ち着いて停めることができました。
次の道の駅しらとりの郷・羽曳野は南阪奈道路側道沿いにある道の駅。行ってみると、農産物の直売所「あすかてくるで」が人気らしく、大渋滞で駐車場に入るだけでも一苦労。今回の旅は渋滞との戦いの様相です。
南に下ると道の駅かなん。スタンプはおっちゃんが独占状態で紙の束にひたすら押していて押すことができず。手を休められた頃合いを計って無事にスタンプをゲット。
何故そんなにスタンプを押しているのか気になったので、聞いてみると、無線を使ってアクセスした人にスタンプ押した紙を配ってるんだそうな。紙は時間はかかるものの、無料で支部みたいなところで集めて相手のところまで配達してくれるらしいです。海外でもOKらしい。なかなか無線の世界は深そうです。おっちゃんはそんなネットワークを利用して400ヶ所ほどのスタンプを集めたんだそうな。
話の全容が見えずに聞いていたので、曖昧ですが、ざっとこんなところ。
興味本位で話かけただけで長話をするつもりはなかったけれども、話は脱線して西国三十三箇所の話へ。御朱印を集めるだけでそのお寺の良いところを見ないで回るのはけしからんとおっちゃんは興奮気味。
道の駅のスタンプは現地にも行かずに集めているあなたはどうなんだというツッコミは抑えて聞いていると、近くに西国三十三箇所にまつわるところが最近できたから見て行きなさいと勧められ、お別れしました。
よくあるお砂踏みじゃないのかと思いながらも、せっかく教えてもらって近くでもあるので、寄ってみることに。教えていただいたのは瀧谷不動明王寺。少し走ると見えてきました。
駐車場を登ったところに、西国三十三所堂が確かにありました。構えは立派ですが、やっぱり想像通り、お砂踏みでした。チャンチャン。
西国三十三箇所のお砂踏みはあんまり見ないですが、四国八十八箇所のお砂踏みはいたるところのお寺にあります。多分88ヶ所の寺の数以上にお砂踏みはあるんじゃないでしょうか。お砂踏み巡りの方が大変そうです。
瀧谷不動明王寺は日本三不動のひとつだそうです。また改めて訪れてもいいかもしれません。
一連の寄り道で40分ほど時間を費やして、ようやく次の道の駅ちはやあかさかへ。場所はすぐ近くで、以前歴史街道のスタンプを求めてやってきたことがあります。
またもや瀧谷不動明王寺の前を通って西へ進むと道の駅いずみ山愛の里。ここから国道480号を南に下ると、細い道に。大阪でもこんな道があるのは意外です。さらに対向車が結構通るので、そこそこハードです。頂上で和歌山県入りとなり、道の駅紀の川万葉の里へ。ここも歴史街道のスタンプを押しに来たことがあります。
少し西へ走ると、西国三十三箇所の三番札所粉河寺です。渋滞気味の国道24号線をさらに西へ走り、途中から北へ進路を変えると、道の駅根来さくらの里。
再び大阪に入り、西の端っこほどに2009年に道の駅として登録された道の駅とっとパーク小島があります。元々は海釣り公園で、駐車場はその入場待ちに使用されているので、道の駅用に駐車スペースは確保されているものの、その他のエリアには自由に停めることはできません。どうして道の駅として登録したのか疑問が残る場所です。
時間は18時。大阪の道の駅は制覇し、今日はここで終了です。近くにピアッツァ5という温泉があるので、そちらで汗を流します。
410円と安いので、ボディーソープやシャンプーは無し。これは理解できるものの、露天風呂も無し。おまけに人工温泉。大抵申し訳程度に露天風呂は無理くり造られているところは多いですが、露天が無いのは今まで記憶にはありません。温泉というよりは銭湯だと思った方がいいかも。
明日は先週通った道の駅吉野路 大塔から出発するつもりなので、夜のうちにおよそ90kmの移動をします。
内陸に入るので、再び紀の川万葉の里を経由して奈良県へ。途中で大塔ではまたワンセグもラジオも入らないだろうと思って、急遽道の駅吉野路 大淀iセンターで車中泊することにします。この道の駅は今までで一番訪れている道の駅かもしれません。
今日のクリアは10駅。残りは811駅です。
走行距離 288km