朝7時、道の駅明恵ふるさと館にて起床。
夜に買っておいたパンを食べてから二番札所紀三井寺を目指します。
紀三井寺に到着した時間は9時。
駐車場はコインパーキングくらいしか見当たらないので、そちらに停めて境内へ。
拝観料200円が必要になります。
楼門をくぐるときなりの階段攻め。231段あるそうです。
朝からヘビーです。
汗をまたかきながら登りきると、六角堂が正面に現れます。
本堂は右手。
納経をしていただいて、また少し階段を上って多宝塔も見てからまた階段を下ります。
次は粉河寺。小さな橋を渡ってすぐのところに駐車場がありますが、さらに進めばお寺の駐車場があります。どちらも500円。
拝観料は無料で良心的。境内は広々としていて、奥に広い。
境内の奥まで歩くと、デーンと構えた大きな本堂が登場。西国札所の中では最大らしいです。
次の施福寺までのルートはナビによると海側まで出てから北上するというちょっと遠回りになるルートだったので、それを無視してそのまま北上する国道480号線を走るルートを選択。
国道だから大丈夫だろうという考えが甘かったようで、結構な狭路。
和歌山県から大阪府に入って少し下ったところで、不法投棄に対する看板を発見。
思わず車を停めて写真を撮ってしまいました。
効果はあるんでしょうかねぇ。
実際に通報して沖縄旅行に行ったことがある人がいるのかも気になるところです。
1時間以上かけて到着した四番札所施福寺ですが、お寺がある付近は槙尾山で、ハイキングコースになっているようで、結構多くのハイキング客がいます。
駐車場からは1kmほど歩かないといけないようです。
いざ気合を入れて登り始めようとしたその時に雨がポツリポツリ・・・。
1kmでしかもおそらく登り道であろう行程を雨の中歩くのは嫌だとは思いつつも、日を改めてまたここに来るのも大変だと思い直し、このまま続行して傘を手に取り歩くことに。
アスファルトの道をしばらく登ると、この先は階段地獄の予感。
雨はきつくは降らず、木々が生い茂っているので傘はほとんど差さなくても大丈夫。
でも湿度はMAXで蒸し暑いことこの上なし。
急激な坂をまたもや汗だくになりながら登ると、山門が登場。
到着かな?と淡い期待は山門をくぐるとすぐに打ち砕かれ、さらに続く階段。
左手にある休憩所で汗が引くまで休憩してから再スタート。
途中で弘法大師の姿見の井戸が登場。これって高野山にもあったよな。と思いながら覗いてみます。
なんともこぢんまりした井戸だこと。
気候のせいも十分に影響してるだろうけど、四国の岩屋寺を超えるつらさかもしれない・・・。
車での移動距離にしてももしかすると四国を越えるかもしれないな。と、数だけに惑わされてはいけないことを学びながらさらに登ると、ラストの階段登場。
疲れた!疲れました。
納経をいただいてからベンチで灰になりました。
来た道を下る際には足を踏ん張らないと転げ落ちてしまうんじゃないかと思われるほどで、改めてこの行程のキツさを思い知らされました。
車に戻った時にはすでに2時間近くが経過。時間は2時半頃で雨も止んだ様子なので、次の葛井寺を目指します。
大阪府に入ったので、これまでの道の様子とは打って変わって都会の雰囲気がかなり出てきます。
お寺周辺で駐車場を探したところ、1ヶ所しか見つからなかったので、そこに駐車。500円。
少しお寺までは距離がありますが、平坦な住宅街を歩くだけなので、余裕です。
門をくぐると広々とした境内が広がります。
それ以外の特徴は特にございません。
次のお寺を目指そうとナビで調べたところ、17時は過ぎてしまうことが分かったので、今回はここまでで終了。
あっけない終了でした。2日間かけて回ることができたのは5寺。
やっぱり四国八十八ヶ所より厳しいのかもしれません。
走行距離 220km