今週末も天気は大丈夫そうなので、10時ごろから巡拝の旅へ。
六番目の壷阪寺の場所を調べてみると何回も通ったことのある道から近いところにありました。
3時間ほど走って場所は奈良県飛鳥を少し南に下ったところ。
駐車場は500円しっかり取られます。境内へはさらに600円。
境内は結構多くの見所が存在します。
壷阪大仏、三重塔、仏伝図レリーフなど。
このお寺のご本尊は十一面千手観音菩薩像です。
すぐ近くまで行くことができ、顔立ちは良く見かける観音様とは違って異国風。
目が結構見開いていることもあり、目の観音様として信仰されています。
正面で合掌する2本の手を除いて40本の手がそれぞれ25の世界を救うということで、40×25=1,000 で千手観音と言われるそうな。なるほど。
境内の右手には大観音石像と大涅槃石像がそびえています。
大観音石像は全長20m、大涅槃石像は全長8mです。
1時間かけてじっくり回った後は、近くに道の駅吉野路大淀iセンターがあるのを知っていたので、そちらで昼食を済ませてから七番札所岡寺へ。
岡寺は有名な石舞台古墳のすぐ近く。駐車場はやっぱり500円取られます。拝観料は300円。
岡寺は日本最初のやくよけ霊場で、日本最大で、最古の塑像観音像があります。観音様はご開帳の時期ということもあってかすぐ近くで見ることができます。なかなか見ごたえあり。
前出の壷阪寺の観音様と合わせて、特に興味が無くても見ておきたい観音様。
八番札所の長谷寺へは30分ほど。
細い道の入口に駐車場があるけど、まだ奥まで距離がありそうなので、車でそのまま突入。
ある程度入ったところの駐車場に停めて歩いて長谷寺を目指します。駐車場は500円。
両脇に土産物屋が並んでおり、観光地化されている様子。
到着したのがすでに16時だったので人通りはほとんどありません。
途中で三十三ヶ所の番外札所である法起院を発見。法起院の駐車場は無料で停められるようです。
先に長谷寺へ。
さらに奥に長谷寺前駐車場があったけど、ここは700円。さっきのところに停めて正解だったみたい。
細い道を抜けると長谷寺登場。入山料は500円。大観音の特別拝観は別途1,000円。
特別拝観は観音様の御足に直接触れることができるという、一部の人にとっては垂涎ものですが、1,000円は高すぎます。
門をくぐるとはるか続く登廊が登場。もらったパンフレットを開いて境内図を確認すると広すぎっ!
とても16時から見て回るようなところじゃなかった。
納経のことを考えると、法起院で先に済ませておくんだったと悔やまれます。
ムシムシする湿度の暑さの中、またもや汗をカキカキ登ると本堂。
本堂では金色に光り輝く十一面観音菩薩立像を拝むことができます。御足までは見ることはできず。やはり1,000円は必要なようです。
本堂は京都で言う清水寺の清水の舞台にちょっと作りが似ています。
あじさい、桜、紅葉と、季節の景色を楽しむことができそうなお寺で、また見頃の頃に来てみたい場所です。
少し急いで回ったおかげで法起院の納経も無事に終了。
法起院はこぢんまりしたお寺です。
車へ戻った時間は16時50分。次は奈良公園にある興福寺南円堂なので、本日はこれで終了。
家を出る前は車中泊覚悟で出て来たけど、あまりに知っている場所なので、わざわざ車中泊をしなくてもまた日を改めればいいかと思ったので、今回はこれで帰ることにしました。