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中国四国

四国ドライブ3日目

7時起床。まだ時間が早いので、桂浜近くの高知海岸で海を眺めてから高知城へ。
高知海岸


駐車場に車を停め、城へ。城への入場料は400円。
現在は来年の「土佐・龍馬であい博」に向け、天守部分は工事中なのです。残念。
高知城 高知城
天守からの眺めはご覧のとおり・・・。
天守からの眺め
1時間ほど観光して、南東へ向かいます。
途中野良時計を観光。ここも一度来た記憶があります。
1996年に国の登録有形文化財になったそうな。内部は公開されていないので、ただただ時計があるだけの風景です。
野良時計 野良時計
そしていよいよ空と海の展望公園へ。四国八十八箇所の第27番札所、神峯寺(こうのみねじ)への急な坂を上るのはこれで4回目になります。
車から煙が出そうな坂を上りきって駐車場に停めてからは徒歩でさらに上へ。
おなじみの門をくぐると、左にいつものお寺。右へは公園へ続く道です。
神峯寺 神峯寺
急な坂道を少し登ると、今度は左に階段、右にアスファルトの車道の分岐点。
基本的に車道は遠回りになっているはずなので、階段を登る方が近道だと判断し、左の階段道を選択。これが運命の分かれ道だったのかもしれません。
分かれ道
階段を登り始めてすぐにこの選択は失敗だったと思いながら、また汗だくで進むと神峯神社が登場。
人の気配は全くありません。
神峯神社
ここから先に進む案内板は一切無し。結構歩いてきたのに、また戻るのか!?
それは避けたいので、右手にけもの道らしきものがあり、とりあえず進んでみることに。
悪路はもちろんのこと、人が最近歩いた気配はないので、くもの巣との格闘。不快なことこの上なし。
不安ながらも進むと、なんと案内板が出現。
案内板
案内板から推察すると、どうやらここまでの道もコースの一部だったようです。
その事実からこの先の困難さを想像するとゾッとします。
「らくらくコース」と「ゆっくりコース」のまたもやの選択肢。今回の選択肢は重要な気がしたので、慎重に考えますが、「らくらく」と「ゆっくり」の違いが分かりません。どちらも難易度はおんなじように思われます。日本語って難しい・・・。
数分考えて、コース名では決められないので、距離が短いゆっくりコースを進むことに。
相変わらずのくもの巣攻撃に耐えながら歩いてとうとう目の前の景色が少し開けました。
低い木が人工的に埋められたような広場で、不気味にブーンという音が響き渡っています。
どうやらハチかアブの羽音のようで、音から察するにかなりの数。襲われたらひとたまりもなさそう。
その広場を進むと公園の看板を発見!
どうやら無事にたどり着いたようです。
空と海の展望公園 空と海の展望公園
まずは、奥にあるあかの庭を見てみることに。写真ではそのまままっすぐ進むことになります。
空と海の展望公園
雑草が伸び放題の道を進むと廃屋登場で不気味さ倍増。さらに進むと何の前触れも無く、行き止まり。
景色といえば高く伸びた草の向こうに電信柱のような先に小さなプロペラが見えるくらい。
なんなんだここは・・・。
仕方なく引き返し、今度は展望台へ。
コンクリートで作られた大きな展望台が登場し、階段を登るとそこは360度に広がる絶景。
展望台
展望台からの眺め 展望台からの眺め
展望台からの眺め 展望台からの眺め
望遠鏡2台が設置されており、しかも無料の太っ腹です。
望遠鏡
ベンチもあるのでしばしゆっくり。
たどり着くのは大変でしたが、なかなか満足度の高いスポットでした。
帰りは最初の分岐点では反対側の車道を歩いて帰りたいと道を探し、迷いながらようやく発見。
山頂にもかかわらず、結構広い茶畑に出ました。どうやらさきほどのプロペラは防霜ファンというもので、霧による被害を防止するものだったんですね。
帰り道からさきほどの展望台を探してみましたが、木が高くて見えず。
車道から来ていれば分岐点もあってさらに茶畑に出てしまうので、公園まではたどり着けない人も多いんではないでしょうか。
2時間近く公園を堪能し、今回の旅の目的をすべて果たして満足はしたものの、せっかくここまで来たのだからということで、さらに南に下って室戸岬経由で帰ることに。
室戸岬で一番目に留めるのは中岡慎太郎像。これが結構大きいんです。
中岡慎太郎像 中岡慎太郎像
あとは海岸でのんびり。
室戸岬
雲行きが怪しくなってきたので、岐路に就き始めると雨がポツポツ。
公園を見終わってからで幸いでした。
帰りの高速道路は大渋滞。
渋滞に飛び込んでも動かないのは目に見えているので、SAでゆっくり休憩して朝方に家に到着しました。
総走行距離 969.5km

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