道の駅きくがわで目覚めたのは8時ごろ。
かなり南に来たからなのかこの時期でも暖房を入れずに夜を越すことができました。
関門海峡は、車で高速道路で関門橋を渡ったり、関門トンネルを通ったりすることで渡ったことはありますが、人道なるものがあり、歩いて渡ることができることをずっと前に知ったので、今日はあえて歩いて渡ります。
人道は朝6時から通ることができるのは昨日確認したので、まずは人道へ。
エレベーターに乗って30秒ほど下へ降りると記念スタンプ発見。
台紙も一緒に置いてあったのでもちろん押します。
スタンプも押したところで、いざ人道を歩きます。
と、先を見てみるとなかなかやる気を失わせる距離です。
案内によると距離は片道780mで13分ほど。
ここまで来て歩かないという選択肢はありえないので、一歩を踏み出し歩きます。
そこそこ朝早いものの、すれ違う人はそれなりにいます。
服装からして、ウォーキングのコースとして歩いている方とスタンプの台紙を持っている観光の方で占められていて、生活道路としての利用は少ないように思われます。
海の下を歩いていると思うと変な感じがします。
下り坂の終わりが、山口県と福岡県の県境。
こういうのって何故かワクワクしますよね!
県境を越えると、上り坂。
福岡県側のゴールにたどり着くと、またスタンプ台があります。
両方のスタンプを押すと、スタンプが完成。
このスタンプを押して、JRの下関駅・新下関駅・門司港駅のいずれかの観光案内所へ持って行くと記念証がもらえるらしいので後で行ってみることにします。
門司側で、またエレベーターに乗り、地上へ。
出てから気づいたのですが、門司側の人道入口はめかり公園のふもとにありました。
両方の入口とも以前何度か通った道のそばにあったんですね。
全然気が付きませんでした。
橋の向こうはさっきまでいた山口県。
この海の下を歩いてきたのかと思うと、きつねにつつまれたような不思議な感じがします。
車はもちろん山口県側に放置しているので、また歩いて戻ります。
少し気が重い・・・。
戻って、みもすそ川公園を見学。
広くはありませんが、源義経像と平知盛像や、長州砲があります。
次はJR下野駅へ。
観光案内所で無事に人道のTOPPA!記念証をゲット。
思ったより小さいです。
次は船に乗って巌流島を目指します。
駐車場に車を停めて、関門汽船にて巌流島の往復チケット1,000円を購入。
10時発の船に乗り込みます。乗船人数は10人ほどかな。
船は結構な揺れなので、船酔いしやすい人はちょっと厳しいかも。乗船時間は10分ほど。
滅多に乗らない乗り物なので、やはりテンションはあがります。
人道の県境超えに続いて興奮続き。
巌流島は現在は埋め立てされて、随分整備されていて、桟橋などには結構釣り人さん達が見かけられます。
埋め立て前は船を形をしていたので、船島とも呼ばれているそうです。
次の船で帰るつもりなので、島の奥にある小次郎・武蔵像へ。
意外に歩いてみると距離があり、しばらく進むと少し小高いところに像を発見。
間近で見てみると、おー、なかなか迫力があります。
きれいに整備されすぎているので、決闘の地らしからぬところがちょっと逆に残念なところでしょうか。
しばらく眺めていましたが、後からここに来る人は少ない。
わざわざ上陸したのに、この像を見ずに帰ってしまう人も意外におられるんじゃないでしょうか。
予定通りに次の船で戻って、乗船場のそばにあるカモンワーフのお店にて、せっかくなのでふぐ刺し丼をいただきました。
値段の割りには期待以上の味で満足。
予定していた観光ポイントは全て制覇したので、今度は車にて関門トンネルを通り九州へ。
思っていたよりも楽しむことができた旅行となりました。
まだまだ探せば未開拓の観光ポイントは国内でも十分にありそうです。
今回の総走行距離 1,625km