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エジプト旅行記

エジプト旅行記2日目

朝6時30分にモーニングコールがあり起床。昨夜は良く見えなかったピラミッドは天気も良くすっきり見える。こんなに良く見える部屋だったのかと改めて驚いた。
ピラミッド


少し寝不足気味で準備して朝食へ。パンとソーセージなどを食べ、バスにてホテルから見えているギザの3大ピラミッドへ向かう。まずはクフ王のピラミッド。とにかく大きい。カメラの構図に入りきらない。
クフ王ピラミッド
今日からは日本から一緒の添乗員さんとは別に現地の男性のガイドさんが主になって案内してくれる。自称ハマちゃん。日本に数年いたこともあり、日本語はかなり堪能。体型はかなり良く、この仕事で儲けてるんだろなぁっていうことがよく分かる。
ハマちゃんの案内を良く聞いてから一日に300人しか入れないというピラミッド内部へ進入する。カメラは持ち込み禁止なので添乗員さんに預けておく。ピラミッドを少しだけのぼり、それほど大きくない穴から内部に入って行く。しばらくは普通に歩けるが急斜面の階段になり高さもないのでかがみながら細い階段をのぼる。くだりの人ももちろんいるのでそれを避けながら結構のぼる。それを抜けると急に天井が高くなり開ける。そこを少しのぼり小さな穴をしゃがんで抜けると突き当たり。そこは部屋になっていて広くはなく、玄室と言われる。運動不足の足はすでにちょっとがくがくしてて、風もないので汗も噴出す。玄室は彫刻もなく、奥に石を彫ったようなものが置いてあり、換気穴が開いているだけ。あとは観光客のみ。特別見るものはない。期待すると大抵こんなものだ。
汗がおさまるのを待ってから出口へと元来た道を戻る。のぼりよりやはりくだりの方がきつい。また汗だくになり、外に出たときにはさらに足はがくがくになっていた。初めの観光でこれでは先が思いやられる。
バスに乗り込み3つのピラミッドをカメラの構図におさめることができる場所へと少し移動。ちょっと景色はかすんでいたが写真におさめることができた。写真目的なので10分もしないうちに次へ。
3連ピラミッド
ピラミッドの次はスフィンクス。スフィンクスと言えばここに来る前にテレビ番組でやっていたスフィンクスの目線の先にはケンタッキーがあることを確認しなければ!バスはスフィンクスの後ろ側から前に回り込む形。目線の先を確認すると、確かにケンタッキーがあった!2階にはピザハットもある。写真でそれを撮影して一つ大きな今回の目標を達成したような気がする。
スフィンクス
目線の先にケンタッキー ケンタッキー
スフィンクスに集中しているとそれほど時間も経っていないのに同じツアーの他の人達はすでに次の場所へと向かっていて誰もいなかった。みんなあんまし関心ないんだろうか。ここから少し歩いてらくだ乗り場へ移動。10分ほどの乗馬ならぬ乗らくだで30エジプトポンド。せっかくなので乗ることにする。らくだは立つときは後ろ足から立つので傍目から見ているよりかなり前のめりになり放り出されそうになる。そして意外に立ち上がると高い。さらに歩くとかなり揺れる。
らくだの上より
次はパピルス屋へ。パピルスとは植物でその繊維で作られた丈夫な紙のことだ。たぶん。
ここでパピルスの作り方を実演を交えて教えてもらい自由行動。要はここでパピルスを買いましょうタイム。ここが終わって昼食へ。パンと焼き飯とイカやエビのからあげなど。席は年配の方と同席になったのでいろいろ話を伺った。今回の最高齢は78歳のおじいさん。元気すぎっ。今でも山に登ったりされておられるそうで、夫婦で老後を満喫されておられます。うらやましい限り。
バスで南下すること30分ほどでメンフィスへ。
メンフィスへ
ここでの一番の見物はラムセス二世の巨像。移動する際に落としてしまい、足の部分が欠けてしまったらしい。今は像を立てるのはあきらめて横たえて保存されている。
ラムセス二世像
次の観光地ダハシュールはすぐ近くで、最初に屈折ピラミッドが見える。
屈折ピラミッド
次の赤ピラミッドと言われるピラミッドが近くに見える。
赤ピラミッド
裏側に周り撮影タイム。10分もたたないうちに表側に戻りもう一度撮影タイム。ここも中に入れるが価値はないらしい。次はちょっと楽しみにしていた屈折ピラミッドを近くで見ることができると期待していたがパスされてしまった。残念。
お次はお土産買いましょうタイム。近くの観光用カーペットスクールへ連れていかれる。ここでは8歳からカーペットを作る勉強をするらしい。実演をして説明を受けるがすごい速さで編み上げていく。こういう職人仕事は興味ある。
2階にあがるとカーペットがたくさん展示してあり、購入ができる。シルクだけで作られたものは小さいものでも7万円もするとか。作るのは興味があっても買うことには一切興味はないし、その値段ではとても買えません。
カーペットスクール 職人仕事
カーペットスクールから少し西へ入ると砂漠になり、サッカラーの階段ピラミッドが見えてくる。入り口の柱廊を抜けると目の前には階段ピラミッドが見える。もう少し歩くと8,000km近く続くと言われているサハラ砂漠が広がっている。ここからは10個ピラミッドが見えるらしいが、実際には北に3つ、南に3つ、それと階段ピラミッドの合計7つまでを確認することができた。小さなものも入れると10個になるのかな?
サハラ砂漠 階段ピラミッド
これで午後の観光は終了。また19時からはスフィンクスの場所で音と光のショーがある。一度16時半頃にホテルに戻り小休止。
音と光のショーを見るためにホテルを再出発。ショーの前にレストランで夕食をとる。生野菜とデザートにすいかが出たが万が一の食あたりを避けるために遠慮しておく。食事をすませて10分も走らないうちにスフィンクスに到着。ボディチェックを受けてから入場し、前方の見晴らしのいい席を確保。バグパイプの演奏に迎えられちょっとテンションが上がるが、今日見るショーはドイツ語なので多分寝てしまうことを覚悟。もちろん日によっては日本語もある。20時30分からショー開始。レーザーなどを使っていたので言葉はわからないが意外に惹き込まれる。しかし10分ほどでそれにも飽きてしまい、やはり睡魔に襲われてしまう。始まる前にはフラッシュ撮影禁止と注意されたが、みんな無視でフラッシュたきまくり。せっかくのショーが台無し。中盤はほとんど罰ゲーム状態。寝るにも肘掛が邪魔で横になれず姿勢がきつい。21時20分ぐらいでようやく終了。いそいそとバスに戻りホテルへ。
音と光のショー
明日のモーニングコールは夜中の2時15分。出発は3時30分。飛行機にも2回乗るという過密殺人スケジュールが待っている。早く寝よう。

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