AWSとは †Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス)の略で、Amazon.comにより提供されているクラウドコンピューティングサービス。 AWSへの登録 †AWSは基本的に従量制課金となりますが、登録から12ヶ月は無料で使用できる範囲があります。 利用料の概要は登録後の請求ダッシュボードにて確認でき、しきい値に達したときに通知メールを受け取ることもできます。 登録すべき内容は、住所などの他にクレジットカード情報、電話番号があります。 AWS IoTとは †IoTデバイスとHTTP、MQTT、WebSocketなどのプロトコルを使用してメッセージの送受信ができるようになります。 AWS IoTの設定 †証明書の作成 †メッセージの送受信はMQTTプロトコルで行うこととします。 IoTデバイスが対応できない場合は、AWS EC2にMQTTブローカーであるMosquittoを入れ、そちらに証明書を設定した上で経由させることでAWS IoTへメッセージを送ることができるようになります。 サービスからAWS IoTを選択し、安全性 - 証明書から証明書を作成し、ダウンロードします。 アクティブにした後にポリシーにアタッチします。 ポリシーの作成 †名前は適当に入力、アクションは「iot:*」、リソース ARNは「*」とし、許可にチェックを入れます。 証明書とポリシーの紐付け †これで証明書とポリシーが作成できました。 エンドポイントの確認 †MQTTクライアントからの接続先となるエンドポイントを確認します。 設定からカスタムエンドポイントで表示されているエンドポイントがそうです。 MQTT.fxの設定 †動作を確認するためにMQTTクライアントとしてWindowsにMQTT.fxをインストールします。 接続設定 †青い歯車をクリックし、接続設定を行います。 Broker Addressにはエンドポイント、Broker Portは8883になります。 同一画面でSSL/TLSを選択し、証明書の設定を行います。 Enable SSL/TLSにチェック
OKでConnectにて接続します。 MQTTクライアントからのPublishテスト †MQTTクライアントであるMQTT.fxからAWS IoTへPublish(送信)してみます。 まずはAWS IoT側でSubscribe(受信)するための設置を行います。 MQTTはトピックを送受信側で合わせてやります。 これで待ち受け状態となったので、次はMQTT.fx側にてPublishを行います。 先ほどと同様にトピックに「test/mqtt」を入力し、下のエリアに適当なメッセージを入力してPublishボタンを押下します。 AWS IoT側で送信したメッセージが表示されていることが確認できます。 MQTTクライアントでのSubscribeテスト †今度は逆にMQTTクライアントであるMQTT.fxにてSubscribe(受信)してみます。 MQTT.fxにてSubscribeタブを選択し、トピック「test/mqtt」を入力し、Subscribeボタン押下で待ち受け状態にします。 AWS IoTにて適当なメッセージを入力し、「トピックに発行」ボタンを押下し、MQTT.fxにて受信できていることを確認します。 |