OP25B対策をしているプロバイダを利用している場合

OCNなどOP25B対策を行っているプロバイダを利用しており、ローカルサーバでMTAにPostfixであれば以下のようなエラーでメールを送信できませんでした。

Dec 12 14:07:05 localhost postfix/smtp[4499]: 4A32523C35: to=<user@example.com>, relay=none, delay=2173, delays=2142/0.03/30/0, dsn=4.4.1, status=deferred (connect to example.com[192.168.0.0]:25: Connection timed out)

OCNのSMTPサーバをrelayすれば送信可能となるみたいですが、今回はグローバル側に自サーバがあるので、こちらのSMTPを利用して送信します。

# vi /etc/postfix/main.cf
relayhost = [example.com]:587
smtp_sasl_auth_enable = yes
smtp_sasl_mechanism_filter = cram-md5 # plain とか
smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/example_passwd
smtp_sasl_security_options = noanonymous
smtp_sasl_tls_security_options = noanonymous
smtp_use_tls = yes

IPv6を無効にした方が良いかもしれない。

#inet_protocols = all
inet_protocols = ipv4
# vi /etc/postfix/example_passwd
[example.com]:587 user@example.com:password
# postmap /etc/postfix/example_passwd

これで同階層に example_passwd.db ファイルが生成されます。

Postfixを再起動して、メール送信ができればOKです。

warning: SASL authentication failure: No worthy mechs found
SASL authentication failed; cannot authenticate to server example.com[192.168.0.0]: no mechanism available

のようなエラーメッセージがメールログに出力されている場合はパッケージが足りていない可能性があります。

# yum install cyrus-sasl-plain cyrus-sasl-md5

SPAM送信サーバとして登録されている

http://www.spamhaus.org/ にサーバのIPアドレスが登録されているかチェックします。

SPFをDNSに登録してないといけないかもよ


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Last-modified: 2021-09-19 (日) 19:09:36