プログラムソースの管理はSubversion+Tracで集中管理し、開発環境は各人のWindows環境でLinuxを走らせてみよう!という計画~
チェックアウトしたソースは自機の開発環境に直接落としてしまえば、他の開発者の影響を受けずに開発を進めることができる筈。FTPでいちいちアップする必要も無し。SMB環境もいらないよ。
チェックアウトしたソースは自機のSamba共有した開発環境に直接落としてしまえば、他の開発者の影響を受けずに開発を進めることができる筈。FTPでいちいちアップする必要も無し ;)

#contents

** coLinuxのインストール [#we234acc]
http://www.colinux.org/

coLinux(Cooperative Linux - コーリナックス)を入れます。~
coLinuxは、Windows上で動作するようにパッチが当てられたLinuxカーネルと、Windows用のデバイスドライバからなっているそうです。

Windows Vistaではブルースクリーンになるので、先に「Root Filesystem image Download」のチェックをはずしてcoLinux-0.7.1-20070326.exeを入れます。~
次にそのまま以下へ進み、TAPドライバのチェックをはずしてインストールします。

coLinux-0.6.4.exeをダウンロードしてインストール。
#ref(coLinux-install.gif)

ディストリビューションは別途インストールするので、「Root Filesystem image Download」のチェックははずす。

** CentOSのインストール [#r9882391]
http://www.geocities.jp/xmlinux2004/coLinux/colinux.html

coLinux用のインストーラーcoLinux-installer-20060925.zipをダウンロードして解凍。~
同じ場所にVine Linux3.2のstage2.imgを置いておく。~
http://ftp.kddilabs.jp/pub/Linux/packages/Vine/Vine-3.2/i386/Vine/base/stage2.img~
http://ftp.kddilabs.jp/pub/Linux/packages/Vine/Vine-3.2/i386/Vine/base/stage2.img (右クリック→名前を付けて保存)~

解凍した「coLinux-installer-20060925」フォルダをCドライブ直下に移動。

coLinux CentOS インストール.htaを起動。~
「coLinux CentOS インストール.hta」を起動。~
CentOSのCDを準備し、「DVD-ROM ディスクを使う」にチェック。~
ネットワーク設定は「設定例4」を使用し、DHCPとする。~
「coLinux 起動」ボタンを押下。~
あとは指示に従ってインストールを行なう。

** サービスの自動起動 [#c1ee9ef0]
coLinuxをWindowsのサービスとして登録し、自動的に起動するように設定する。~
~
Cドライブ直下の「coLinux CentOS インストール.hta」を開き、下のほうの「サービスに登録」で「登録」を押すとサービスが登録される。~
「確認」を押すとサービスの設定画面が開くので、「スタートアップの種類」を「自動」にして自動的に起動するよう設定する。~
~
「サービスに登録」で「コンソール」を選んでコンソールを開く。~
(coLinux付属のコンソールは使い勝手がいまいちなので、SSHで接続してもよい)

** ディスク容量について [#o46d4493]
ここまでの方法でいくとディスク容量が2GBと少し心もとないので、以下を参考にしてあらかじめ容量を増やしておくとよいかも。~
(基本的なLAPP/LAMP構成でそれなりにモジュールを組み込んだりすると2GBはすぐなくなる)~
~
[[coLinux FAQ:容量が足りなくなった!>coLinux FAQ#l4dd9810]]

** ネットワークの設定 [#e629301a]

WindowsとLinuxそれぞれにIPアドレスを割り当てるためにブリッジ接続を行なう。~
マイネットワークのプロパティを開いて「ローカルエリア接続」と「ローカルエリア接続2」を同時に選択し、右クリックメニューから「ブリッジ接続」を選択。

** Sambaの共有設定 [#qee5d73b]

Sambaのユーザーを追加Linuxユーザーと同じIDとパスワードを設定

 # smbpasswd -a user

 # vi /etc/samba/smb.conf
 
 ; 接続制限
 hosts allow = 192.168.1. 127.
 
 ; プリンタは共有しない
 load printers = no
 
 ; パスワードは暗号化する
 encrypt passwords = yes
 
 ; SambaとUnixのパスワードを同期させる
 unix password sync = Yes
 
 [homes]
    comment = Home Directories
    browseable = no
    writable = yes
    create mask = 0644 ; ファイル作成時のパーミッション
    directory mask = 0755 ; フォルダ作成時のパーミッション
 
 # /etc/rc.d/init.d/smb restart

自動起動するようにしておく

** 共有フォルダにチェックアウト [#v86b6b35]

\\Colinux\user に対してチェックアウトすれば開発環境完成! :)

** その他開発環境構築に必要なRPM [#k1595667]

- gcc
- gcc-c++
- readline-devel
- zlib-devel
- openssl-devel
- flex
- libxml2
- libxml2-devel
- curl-devel
- libjpeg-devel
- linpng-devel
- freetype-devel


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