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LaravelはPHPで書かれたWebアプリケーションフレームワークです。

通常のリリースはバグフィックスが半年、セキュリティフィックスは1年間ですが、LTS(Long Term Support) のリリースはバグフィックスが2年間、セキュリティフィックスは3年間となっています。

Composerのインストール

LaravelのインストールにはComposerが必要となります。
入っていない場合は入れておきます。

# yum install composer

サーバ要件の確認

執筆時点でLaravelの最新バージョンは5.6ですが、サポート期間が長いLTS版である5.5を使用します。
バージョン5.5では以下が要件となります。

$ php -v
PHP 7.0.30
$ php -m | grep -e openssl -e PDO -e mbstring -e tokenizer -e ^xml$
mbstring
openssl
PDO
tokenizer
xml

Laravelのインストール

PATHを通します。

$ export PATH="$PATH:~/.config/composer/vendor/bin"
$ printenv PATH
/usr/local/bin:/usr/bin:/usr/local/sbin:/usr/sbin:~/.config/composer/vendor/bin

2通りのインストール方法があります。

laravelコマンドでインストール

作成したいプロジェクト名を指定して実行するとフォルダにインストールされます。
ただしこの場合は最新のバージョンになるので、バージョンを指定したい場合は使えません。

$ laravel new new_project

Composerでインストール

バージョンを指定してLaravelをインストールできます。

$ composer create-project --prefer-dist laravel/laravel new_project "5.5.*"

Laravelの設定

上記のインストールで .env ファイルの APP_KEY は自動的にセットされますが、されていない場合は以下のコマンドにてセットしておきます。

$ cd new_project
$ php artisan key:generate

データベースの設定も .env に記述します。
その他設定は config/app.php を編集します。

'timezone' => 'Asia/Tokyo',
'locale' => 'ja',
'log' => env('APP_LOG', 'daily'),
'log_max_files' => 30,

エラーメッセージを日本語化するために必要なファイルを取得し、配置します。
https://github.com/rito-nishino/Laravel5.5-Japanese-Language-fileset

resources/lang/ja/*.php

各ディレクトリをWEBサーバの実行ユーザーから書き込み権限を付与します。

# chmod -R 777 new_project/storage/
# chmod -R 777 new_project/bootstrap/cache/

WEBサーバの設定にて new_project/public/ がWEBルートになるようにします。

WEBブラウザにてアクセスし、Laravelの画面が表示されればインストール成功です。


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