LaravelのインストールにはComposerが必要となります。
入っていない場合は入れておきます。
# yum install composer
執筆時点でLaravelの最新バージョンは5.6ですが、サポート期間が長いLTS版である5.5を使用します。
バージョン5.5では以下が要件となります。
$ php -v PHP 7.0.30
$ php -m | grep -e openssl -e PDO -e mbstring -e tokenizer -e ^xml$ mbstring openssl PDO tokenizer xml
PATHを通します。
$ export PATH="$PATH:~/.config/composer/vendor/bin" $ printenv PATH /usr/local/bin:/usr/bin:/usr/local/sbin:/usr/sbin:~/.config/composer/vendor/bin
2通りのインストール方法があります。
作成したいプロジェクト名を指定して実行するとフォルダにインストールされます。
ただしこの場合は最新のバージョンになるので、バージョンを指定したい場合は使えません。
$ laravel new new_project
バージョンを指定してLaravelをインストールできます。
$ composer create-project --prefer-dist laravel/laravel new_project "5.5.*"
上記のインストールで .env ファイルの APP_KEY は自動的にセットされますが、されていない場合は以下のコマンドにてセットしておきます。
$ cd new_project $ php artisan key:generate
データベースの設定も .env に記述します。
その他設定は config/app.php を編集します。
'timezone' => 'Asia/Tokyo', 'locale' => 'ja', 'log' => env('APP_LOG', 'daily'), 'log_max_files' => 30,
エラーメッセージを日本語化するために必要なファイルを取得し、配置します。
https://github.com/rito-nishino/Laravel5.5-Japanese-Language-fileset
resources/lang/ja/*.php
各ディレクトリをWEBサーバの実行ユーザーから書き込み権限を付与します。
# chmod -R 777 new_project/storage/ # chmod -R 777 new_project/bootstrap/cache/
WEBサーバの設定にて new_project/public/ がWEBルートになるようにします。
WEBブラウザにてアクセスし、Laravelの画面が表示されればインストール成功です。