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九州

九州ドライブ6日目

朝7時半に出発し、最終日の今日は大分県別府の地獄めぐりへ行ってみる。何度か別府は通ってはいるが地獄めぐりは自分でも意外なことに行ったことが無いところ。
全部で8つの地獄があり、10時過ぎごろからまずは山側にある海地獄へ。駐車場は無料だが、観光は共通券購入で2000円也。温泉の色はコバルトブルーで人工的に着色してあるんじゃかなろうかというような色をしている。別に温室には大蓮もあるが時期ではないのかこちらの見ごたえは無し。
海地獄


6つ目までの地獄は車はそのまま停めておき、徒歩で十分回ることができる。2つ目の地獄は鬼石坊主地獄。鬼石という地名と灰色の泥がブクブクと沸騰する様が坊主の頭に似ているところからこの名前がついたそうな。
鬼石坊主地獄
3つ目は山地獄。岩の間から湯気があがっている。
山地獄
その奥にはカバや象、フラミンゴ、ラマ、猿、マントヒヒなど動物園状態。地獄温泉だけでは集客力が弱いんだろうか。
カバ フラミンゴ
4つ目の地獄はかまど地獄。地獄の噴気で飯を炊く習わしがあったことから名づけられたそうな。さっきの動物園くらいからちょっと設定に無理を感じるなー。
かまど地獄
5つ目は鬼山という地名から付いた鬼山地獄。もう温泉は関係なくて、いるのはワニばかり。微動だにせずウヨウヨいるワニはすごく不気味。
鬼山地獄
6つ目は白池地獄。日本庭園のようなつくりで、最後に青白い色をした地獄の池が登場するが途中は水族館の様相。これでネタは尽きたかな。
白池地獄
7つ目の血の池地獄は車で少し走る必要がある。赤い粘土が原因で赤い色になっているそうで、皮膚病に効く血の池軟膏が名産。
血の池地獄 血の池地獄
最後の8つ目は龍巻地獄。いわゆる間欠泉で、30分程度間隔で熱湯が噴き上がる地獄。噴き上がる時間までは余裕があるので土産物を物色していると竹田の姫だるまを発見。この後訪問を計画しているところのもので、買ってしまいそうになるがまだ時期尚早。
姫だるま
待つこと20分ほどか、まばらだった人がいつの間にやら大勢集まったころに噴出開始。除々に噴き上がりしぶきが飛んでくるほどになったが音がシューと意外に弱々しく迫力がイマイチ。噴出が終わるまでに退散。
龍巻地獄 龍巻地獄
最後は少し気が抜けた感じだったが、全体的には満足。近くに温泉もいくつかあるのでそのうちで近くにある柴石温泉へ。細い道を少し走ると到着。入浴は210円と激安。写真で見ると普通の家っぽいが温泉です。
柴石温泉
別府の後は少し戻って竹田市へ。以前行ったことがある岡城跡へ再度訪れるためと、昨年四国八十八ヶ所へお遍路する大きなきっかけとなった北海道のテレビ番組「水曜どうでしょう」内で取り上げられた後藤姫だるま工房さんへ行くため。
姫だるま工房は観光本に載っていたので、それを頼りに走る。竹田に入ったのは16時も過ぎていたので、岡城跡はあきらめて工房へ。テレビで流れていた道とは違う行き方になったのでどうやら素通りしたらくまた道を戻る。
看板
今回の旅での経験からだとかなりの確率で休みだろうと思いながら再度探すと発見。どうやら明かりはついているのでやっておられる様子。
後藤姫だるま工房
車を停めて姫だるまを購入しようと近づいてみたが、店舗というよりかは名前の通り工房。他にも男女のどうでしょうファンと見られる人が記念撮影中。販売されておられるような雰囲気は無いが、せっかくここまで来たので聞いてみる。制作されておられるのはやさしそうな女性の方。すぐに売ってもらえるのは3,200円ものでちょっと高め。もう少し安いものはありませんかと聞いてみると、少し待てば2,500円のものを仕上げてくださるとのことで工房内で待たせていただくことに。
テレビで映っていたところに自分がいるのは少し変な気持ち。
工房内
どうでしょうでは取り上げられたが工房は特に変化も無くだるまを制作されおられるのかと思っていたが、入り口横にはどうでしょうグッズがたくさん置いてある。後藤さんもハマッてるんだ・・・
どうでしょうグッズ
後からさきほどのお二人さんも入ってこられて、どうでしょうを見て来たということで、やはりどうでしょうの話になる。だるまを仕上げる後藤さんもディレクターさんの話をはじめ色々とお話をしていただき、その話を通じてどうでしょう班のみなさんの人柄の良さがよく分かりました。
壁に貼ってある日本地図に血液型ごとに色分けされたピンを自分が来たところから刺してくださいと言われて、壁を見ると確かに地図にはピンがいっぱい刺さってます。
日本地図
お二人さんは北海道からだそうで驚き。気合入ってますね。お話を聞いているうちにまだ明るかった外はすっかり真っ暗に。だるまが完成したのは2時間後の18時半。どうでしょうの姫だるまストラップと合わせて購入し、後藤さんと記念撮影をしてお礼を述べてお別れ。記念写真はここでの掲載は控えさせていただきますm(__)m
お忙しいのに嫌な顔もせず色々お話を聞かせていただいた後藤さんに感謝!ありがとうございました。どうでしょうも益々好きになりました。工芸の方にも興味があったので非常に感動。
興奮冷めやらず現実世界へ戻るべく高速道路に乗り滋賀県へ。興奮状態が続いたのでそれほど眠くはならなかったが、距離にして750kmはゆうに超えるので仮眠を取りつつ走る。渋滞はほとんど無く滋賀に到着は翌日の10時半ごろ。
今回の旅は非常に充実したものになりました。今度は東北で姫だるまの婿探しをしないとなー。
本日の走行距離 1119.4km
総走行距離 3314.5km

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